2017年8月15日火曜日

〇8-15(火)豊岡経由で城崎「温泉寺」探訪。福知山経由で篠山藤坂「長谷寺妙見堂」、篠山黒岡「春日神社能舞台」探訪

一日中雨。養父(やぶ)・豊岡経由で城崎温泉に着いたのは9時半頃。カーナビの誘導で正確に温泉寺前に到達。有料駐車場があり2時間限定700円。駐車場を営む城崎観光が何と温泉寺の山頂までロープウェイで登頂させてくれる段取りになっていた。450段の石段登坂問題は雲散霧消した。ボクは中腹駅までの片道切符を買った。290円也。
①中腹駅で下りて「温泉寺」の本坊・本堂見学。本堂は重文。本坊本尊の重文・千手観音立像拝観。本堂の重文・十一面観音立像は秘仏。中腹にある城崎美術館も見学。500円の写真集に重文仏像二体の写真も収納されていたので購入。中腹には、多宝塔、重文・宝篋印塔もあった。麓へは石段を踏んで下った。小雨の中、サンダル履きで。薬師堂・山門があった。
〇豊岡・福知山経由で篠山へ。
②篠山藤坂の「長谷寺・妙見堂」探訪。長谷寺は難無く探せたが、妙見堂が見当たらない。重文妙見堂は境内にない。寺には誰も居ない。麓の農家二軒を訪ねたがどちらも留守。諦めの境地が頭をもたげたが、踏ん張らねばここまでの苦労を無にすることになると思い直してさらに村の中を訪ね回ることに。家の前に人が出ている家を訪ねた。おばさんが居て、盆に帰ってきた子供の家族が居るようだった。親切に妙見堂への行き方を教えてくれたが、ボクの顔色が浮かぬので「案内する、ついておいで」と軽トラを動かしてくれた。案内されなければ絶対分らない入口がそこにあった。入口は鉄筋製の観音扉でガードされていて一般者が入れるとは到底思えない。しかし一般者も自分でかんぬきなどの装置を外して車ごと中に入れる仕組みになっていた。車で登らないと大変な・小山の山頂に妙見堂はあるのだった。そういう仕組みの入口であることを教わっていたので、何とかボクは観音扉を開いてハリアーで進入した。が、途中の屈曲が極端でハリアークラスの大きさでは登れなかった。途中から徒歩で山頂の妙見堂に辿り着いた。妙見堂は遺憾ながら覆い屋の中だった。おばさんの教え通り・鉄扉を閉めかんぬきなどを元通りにして難所を後にした。妙見堂に辿り着けたのが信じられない。
③篠山黒岡の春日神社に行く途中、瀟洒な神社が目に付いたのでハリアーを停めて立ち寄った。春日神社。この神社も、参道が尽きて境内に入る所に鉄筋性の扉が設置してあってただでは入れない。観察すると、仕組みさえ理解すれば一般者もかんぬきなどの装置を外して入れる。ただしここは人しか入れない。ボクは境内への出入を果してから、篠山黒岡の春日神社を目指した。
④篠山黒岡は篠山市街の真ん中。春日神社は大社だった。その「能舞台」が重文。ここに辿り着いた時、大雨になりずぶ濡れになった。能舞台は普段側面が板戸でびっしり覆われているらしく詰まらなかった。篠山市街では盆の祭(デカンショ祭?)が興行されるらしかったが、大雨に祟られていた。
〇ずぶ濡れで戦意喪失し今日の探訪はこごで切り上げとした。明朝は姫路の夢前寺を探訪するつもりなので、コンビニで夕食を買い舞鶴自動車道に乗ったら、吉川JUCの手前に丁度上荒川PAがあったので入りこんで、今夜はここで泊まることにした。午後5時頃のこと。

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