2017年7月10日月曜日

〇7-8(土)長野県富士見町「乙事(おっこと)諏訪神社」重文拝殿幣殿

〇松本市内の若宮八幡神社からその次に探訪に出かけたのは「乙事諏訪神社」。諏訪南ICで下りてから南へ南へと進路を取り辿り着いたのが山梨県小淵沢市の隣の富士見町。甲斐との国境。
↓「国寶・乙事諏訪神社」


↓「この神社は延徳2年(1490年)御別当明神を祀り、文化8年(1811年)諏訪明神の神霊を勧請したもので本殿を有しない神社の珍しい例である。諏訪神社(神宮寺)の神前建物として元和3年(1617年)に建立されたものであるが嘉永年間この地に移建されたものである。小規模であるが鎌倉室町の手法を有し雄大豪壮な彫刻は桃山建築の特質をよく発揮している。この本殿は下社(天正年間御別当明神を祀った)と謂れ文化8年(1811年)諏訪明神の神霊を勧請の本殿として文政2年(1819年)建築したものを昭和25年(1950年)社殿の合併によって移築したものである」←結局本殿があるのかないのかよく分らない解説
 ↓重文・拝殿









 ↓拝殿であることがよく分かる構図。二本の柱が建っているだけ。

 ↓拝殿の背後に覆い屋が建っている


 ↓覆い屋の中の建造物。本殿かと思ったが、どうも幣殿らしい
 ↓前面に向拝はあるが、奥には霊屋がない。二本の柱が建つだけ。幣帛が捧げられている。この建物は幣殿・重文ではないか。この神社には本殿がないのではないか。

 〇拝殿・幣殿の周りを探索してみて気が付いた。四隅に御柱が立っている。
↓一の御柱は右側奥の隅に立っている

 ↓二の御柱は右側手前の隅に立っている


 ↓三の御柱は左側手前の隅に立っている


 ↓四の御柱は左側奥の隅に立っている

 〇さすがここは信濃国。御柱は国全域のあちこちに立っている
↓拝殿・幣殿の全景
〇この後、茅野市に戻り、杖突峠を越えて高遠に出て長谷村に行く。

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