2017年4月11日火曜日

〇3-19(日)滋賀県草津市「石津寺(せきしんじ)」重文本堂

〇石津寺はハリアーが通れるかどうか分らない隘路が続く旧市街地の外れにあり探索が至難を極めた。何度か到達を諦めかけたほど。重文本堂があるくらいだから立派な寺院だと思い込んでいたのも発見を難しくしたと思う。
↓これが山門に該当するらしい。
 ↓確かに「石津寺」と表札してある。
 ↓「重要文化財・石津寺本堂 石津寺は最澄の創立した寺で、もと天台宗であったが、後に真言宗に改宗したという。本尊は薬師如来。現在の本堂は、延文4年(1359)に足利義詮(よしあきら)が再建したと伝え、建物の様式がその時代の特質を表している。形式は正面の柱間数(はしらまかず)が五間であることから五間堂(ごけんどう)と呼び、屋根は県内では類例の少ない寄棟造の本瓦葺。‥‥この時代特有の様式をもった優れた密教仏堂である」
 ↓正面


 ↓左側が正面


 ↓右側が正面


〇結局「石津寺」とはこの本堂だけしか残っておらず、あとはマイクロバスに見られるように幼稚園経営をしているのが目立つだけ。それにしてもよくぞこの本堂を室町時代以来大事に護持してきてくれたものと感心させられる。

1 件のコメント: