2017年3月20日月曜日

〇3-18(土)彦根市「千代神社」。重文・本殿

〇千代神社の探訪は、数年前に一度失敗している。カーナビの指示に従い旧市街地の細い路地裏を走り回った末に諦めた。今回も同じ轍を踏みそうになったが、運転車輌がセレナからハリアーに替わり、登載カーナビも変わったせいか辛うじて到達した。千代神社は元は佐和山の麓・現在の古沢町に鎮座していた。それが隣接するセメント工場の拡幅に伴いそれによる粉塵公害を嫌って、旧市街地の真ん中の現在地に遷座したそう。市中の広大な邸宅を譲受けられたそう。

 拝殿の豪壮さは群を抜く。
 ↓拝殿の両横から出て・本殿境内を囲む塀も立派過ぎて、
 ↓本殿は幾ら踏ん張って見てもこれだけしか見えない。

 〇いつもならボクは大いに憤慨して立去るところなんだが、千代神社については、滋賀県神社庁のサイトに綺麗な絵が掲載されているのを知っていたので腹を立てずに次の探訪地に向かった。
↓滋賀県神社庁のサイトに載っている写真から引用。重文・本殿。三間社流造檜皮葺。特徴は(ボクの観察によると)、向拝(前庇部分)が三間のまま流れて造られている点(三間社流造の向拝は、一間幅で造られる例が殆ど)。
〇祭神は、天宇受女命(あめのうずめのみこと)。天の岩戸伝説に登場する踊り子の女神。技芸の神として崇敬が篤いそう。

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