2017年1月4日水曜日

〇1.4(水)China(中共)軍の拡張とその驕り高ぶりが甚だしい。戦雲がたなびきだした。

日中間に戦端が開かれる恐れも危惧される御時勢。中國共産党は尖閣諸島には手を付けてくる。沖縄諸島も狙っている。翁長知事は唾を付けられている。
正月二日に中共海軍空母「遼寧」がフリゲート艦駆逐艦5隻に護られて宮古島の北を通過して太平洋に出た。中共のいう第一列島線を突破したわけだ。太平洋で演習をするそう。トランプ新大統領就任前にその出方を牽制する意味があるんだそう。遼寧なぞは米第七艦隊にかかれば玩具未満だが、米国に対し張り合って戦意を見せている。南シナ海・台湾海峡に第七艦隊に一歩も足を踏み入れさせないと威迫している。その勢いは地政学的に東シナ海・尖閣にも及ぶ。
戦端が開かれた場合、自衛隊は中共軍に勝てるか。近年の双方の軍事費は、日本5兆円、中共20数兆円。中共の軍事費には裏がありすべてを晒せばその倍にはなるという。
表舞台は海上戦。この戦いでは自衛隊が完勝する。開戦1週間内に中共海軍は自衛隊潜水艦群によってすべて撃沈される。尤も中共軍はこの実力差を自覚しているので潜水艦も洋上艦も安全地帯から出動させることかできないまま。海上自衛隊の潜水艦隊はその潜水能力と静謐性で群を抜いており米第七艦隊空母群をも秘密裡に接近して撃沈する。中共潜水艦はどれもとにかく喧しくて(それに潜水能力が浅く短い)常にその位置と行動を捕捉されている。中共海軍はどこに潜んでいるか分らない海上自衛隊潜水艦隊の影に怯えて戦にならない。敢えて出撃すれば必ずや撃沈される。こんなユーモラスな実話がある。日米海軍が合同で洋上演習をしたら、日本の潜水艦が深く潜航しその行動が静謐すぎて米海軍に捉えられない。そのうち自衛隊の潜水艦が、米軍がいつまでも見つけてくれないので痺れを切らして浮上した。そこは米軍空母の真横だったという。判定は、米軍空母撃沈。日中が開戦しても、潜水艦隊の実力が懸絶していて制海権ははじめから海上自衛隊が握り続ける。
空軍戦は互角と見てよいが(機や乗員の質は日本が上だが、中共は何せ量が多い)、日本には米軍基地があるため、中共空軍は日本空襲を敢行できない。米国空軍の実力は群を抜いていてどこも太刀打ちできない。航空自衛隊が普通の空軍なら中共の基地を先制攻撃する能力を有する。が、「専守防衛」という後世信じられない枠を嵌められているためみすみす出撃できない。両足を縛られたまま戦わされているようなものでこれでは空軍とは言えない。手枷足枷は解き放たねばならない。隣に軍拡をかさに覇権を称える国があるとき、平和憲法を金科玉条にして戦力放棄・交戦権の放棄をいつまでも後生大事に叫んでいてはならない。日本は既に70有余年間、世界一平和主義に徹した国たることの実績を積んできた。日本に軍国主義国のレッテルを貼り続けているのは中共と韓国(朝鮮)以外にはない。日本は世界から十分に平和国家たることの信頼を得ている。どころか、東南アジア諸国・インド等は、日本が東・東南・南アジアの重鎮として軍備を整え、地域世界の安寧に貢献してくれることを切に望んでいる。憲法9条死守を叫ぶ護憲論者はこのような基礎的知見すら持たず徒に日本は世界、中でも台湾・比・東南アジア・インド諸国から今も軍国主義国家・侵略国家として憎まれていると信じている。戦後70有余年間の日本の平和に向けた努力が実を結び諸国の信頼を既に得ていることを知ろうとしない。去年日本共産党国会議員(幹部)が、上記アジア諸国から日本が侵略国家として今も憎まれていることを前提に日本の外交政策を論じていたのには呆れさせられた。今や日本は堂々と自衛戦争のための交戦権の保持と戦力の具備を主張すべき時だ。それでこそChinaの驕った覇権主義を抑制できる。侵略されたら武器を取って立ち上がり真っ向から切り結ぶ。怒らせたら最後怖いぞ。それが古来の日本精神というもの。中共はこのことを知悉している。空軍戦の話が飛んだが、結論は制空権はどちらも握れない。なお、空襲を受けたら日本は爆撃機を持つことになる。「専守防衛」を標榜するため現在航空自衛隊は爆撃機を保持できないことになっている。あるのは戦闘機のみ、愚かしい。専守防衛に徹するとしても、防衛の実をあげるために敵の出撃・備蓄基地を爆撃する必要が生ずることもあろうに。自衛隊にあるのは戦闘戦術のみで、自衛戦争を戦略的に構想することが許されないという。哀れというしかない。
核戦争に持ち込まれたら日本は完敗する。米国の核の傘は実際には存在していない。米国の核の傘は、核使用の抑止力たりえない。しかし中共の核使用は実際にはないと見切っておこう。一度核使用のボタンを押したらその後出来する事態の制禦はどうするのか。どうしようもない。万一核攻撃を受けたら、日本は躊躇なく核武装に至るしかない。プルトニュウム備蓄と核開発技術、ロケット技術は既に十分にある。そして狙いはただ一つでいい、北京。Chinaが核を使用すれば、必然自身の破滅も免れない。日本は実は準核保有国なのだ。
裏舞台のサイバー戦。これが現代戦の勝敗を左右する。サイバー空間の制空権を握るものこそ現代戦を制する。コンピュータ機能を破壊・麻痺させられた方が陸海空全戦力の運用を一挙に阻害される。サイバー戦軍、これが既にChinaにはある。その実力は米国のそれに匹敵する域にある。残念ながら日本にはこの戦線の実働部隊がない。敗北はこの戦線から来るだろう。大規模な軍事費をこの方面に拠出して早急にサイバー戦でも劣勢に陥らないように部隊を整備せねばならない。
中共が軍拡・覇権主義に走り驕り高ぶっているとき、この70有余年間どっぷり浸からされてきたボケた平和憲法のぬるま湯からいよいよ身を乗り出すときがやってきた。日本独自の戦争抑止力を整備し、侵略を受けたときには自衛戦争を戦い抜ける国となる、そのときが。普通の当たり前の国となる、そのときが。

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