2017年1月31日火曜日

〇2013.3.31(日)奈良市「不退寺(業平寺)」重文建物・重文仏像、多数探訪

〇不退寺由来 大同4年(809)平城天皇御譲位の後、この地に「萱の御所」を造営せられ、阿保親王(平城天皇の皇子)の没後その皇子であった在原業平朝臣が承和14年(847)仁明天皇の詔を奉じて旧居を精舎とし父親王の菩提を弔うと共に本尊聖観音像を安置して衆生済度のために「法輪を転じて退かず」と発願し、不退転法輪と号し、略して不退寺(業平寺)と称した。
↓京都方面から奈良市街に入ったばかりの地点にある。重文・南大門(鎌倉時代)が見えてきた。
 南大門前に駐車しているセレナ。今は懐かしい。
 南大門を振り返る
 ↓重文・本堂(室町初期)

  ↓この日は本堂の重文仏像が開帳されていた。
 重文・聖観音菩薩立像。リボンを結んだように見える可憐な菩薩像として有名。

 ↓重文・五大明王像。真言律宗(密教)の寺らしい。




↓南大門を見る

 ↓重文・多宝塔(鎌倉時代) 多宝塔だが上層部が失われている。



  ↓重文・石棺(古墳時代)

2017年1月30日月曜日

2013.10.5(土)岐阜県関市「日龍峯寺(にちりゅうぶじ)」に重文・多宝塔を探訪

〇日龍峯寺に行ったのには思い出がある。この日、関市の新長谷寺(しんちょうこくじ)に重文建造物六棟を拝観に行ったが境内撮影禁止の非情な仕打ちに遭ってプンプンしながら帰路に就いたとき、日龍峯寺に寄って行こうと考えた。関市の北の山奥に分け入った。神秘的な山寺でここでは撮影が思う存分できて溜飲を下げた。
↓仁王門


 庫裡の屋根が見える。山が深い
 ↓鐘楼
↓手前・小神社の拝殿。奥に重文・多宝塔
 ↓神社は金刀比羅社らしい
 ↓重文・多宝塔

 ↓本堂境内へ。中央の木は千本檜
 ↓左・懸崖造り本堂・県指定重文。右・籠り堂。高野山真言宗。籠り堂には修験者が籠ったものと思われる。


 ↓籠り堂
 本堂の裏にみたらし霊泉。今は飲酒禁止

2017年1月27日金曜日

〇2013.9.14(土)愛知県稲沢市「尾張大国霊(おおくにたま)神社・国府宮(こうのみや)、はだか祭

〇稲沢市には文化財が多く残っている。古代には尾張国の中心地だったと思われる。
↓参道が、中央奥の山裾まで続く。これだけ長大な参道が都会の真ん中に維持されているというのは、祭の護持と関係していると思われる。
 ↓「尾張大国霊神社」
 ↓「尾張総社・国府宮」
 ↓参道が続いてくる。有名な「はだか祭」の会場になるのだと思われる。

 ↓神門・重要文化財




 ↓拝殿・重要文化財


 ↓本殿
 ↓摂末社
 ↓はだか祭。くじによって選出された「神男(しんおとこ)」に触れると厄が落とされるという。

2017年1月26日木曜日

2016.8.15(月)千葉県茂原市「笠森観音」

〇笠森観音は房総半島の先端近くにある。
↓急な石段を登って来ると、子授楠がある。洞穴を無事潜れると子が授かる。途中でもがいている女性がいたが、ボクは見て見ぬ振りをした。
 ↓山門
 ↓風神と雷神

 ↓芭蕉句碑
 「五月雨にこの笠森をさしもぐさ」
 ↓観音堂・重文。四方懸崖造りのお堂は日本で唯一。天台宗別格大本山




 ↓本堂の横手に仁王門がある。拙い仁王像が二体
 ↓風神雷神門の横手の岡を登ると、子育て地蔵堂がある

 さらに登ると鐘楼
↓浮世絵に描かれた笠森観音
↓天然記念物笠森寺自然林と観音堂