2015年7月9日木曜日

〇《奥の細道》紀行・越後路(12) 能生「花本大明神(芭蕉の神号だそう)碑」「玉屋旅館末裔」

〇能生白山神社の奥の雑種地に「花本大明神」碑という不思議なものがある。
 「花本大明神」

 ↓「碑の由来  花本大明神というのは天保14(1843)年、俳聖松尾芭蕉の150回忌に朝廷から贈られた神号で、「花本」は「花の下」から転じた語。この碑の建立者は能生の旧家岡本家の江戸末期の当主、憲孝で、憲孝は土地の大肝煎を努めるかたわら、姫山と号して子の憲明、素文と共に俳諧に親しみ、芭蕉に深く傾倒していた。その芭蕉に花本大明神追贈のおり、親交のあった江戸の俳人で花本宗家でもある田川鳳朗の揮毫を得、嘉永3(1850)年、能生町南梨平の才蔵山に建てたのがこの碑である。平成元年、芭蕉の奥の細道行脚300年の記念にこの碑をこの地に移すことが計画され、才蔵山の地権者村井ヨシ子殿はじめ多くのご賛同者の浄財で実現した次第である。なお、能生白山神社の境内にも岡本憲孝建立の芭蕉句碑がある。‥‥」
〇能生市街地にある「玉屋旅館」。芭蕉が泊った玉屋の末裔だろうか。


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