2014年10月23日木曜日

〇「奥の細道紀行」(68) 宮城県名取市「道祖神社」

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〇「奥の細道」→「鐙摺・白石城を過ぎて笠島郡に入ったので、藤中将実方の塚はどのあたりにあるだろう人に尋ねてみると、「ここから遥か右に見える山際の里を箕輪・笠島と言い、道祖神の社や 形見のすすきが今も残っている。」と教えてくれた。」 奥の細道に登場するこの「道祖神の社」がここに紹介する《道祖神社》。

神門
「佐倍乃神社」。これは「さえの神社」と読む。
藤原実方の故事
 藤中将(とうのちゅうじょう)実方(藤原実方(さねかた))は、藤原行成と宮廷で口論となる。天皇は二人の争いに裁定を下し、実方については「歌枕見てまいれ」といって左近中将を罷免し、陸奥守として左遷させた。そして在勤中に、笠島の道祖神の前を村人が諫めるのも聞かず、下馬せずにそのまま馬上で通りすぎようとして神の怒りに触れ、落馬して命を落としたという。
拝殿
本殿
〇その藤原実方の墓に次に訪れる。近い。

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