2013年10月28日月曜日

〇10/27(日)午後七時、無事に戸隠・白馬から帰還した。そしたら車庫で、セレナ君との永遠の別れが待っていた(/_;)

セレナ君との別れが・いつの日か・そんなに遠からずやって来ることは覚悟していた。何せ・もう乗って十年経った。25万キロを走った。限界を知らせる悪い出来事が重なっていた。しかし、それが・今日・突然やって来ようとは。セレナ君は今度の旅の仕事も無事に済ませて・ボクを家の車庫で降ろしてくれた。それを・ボクが・落度で・無残に壊した。どうかしていた。気が動顚した。それでも・別れのその時が遂に来たことだけは自覚した。セレナ君、永い間ありがとう。ご苦労さまでした。さようなら。
もうボクの流浪の旅も終わりだろう。いつか止めねば・そのうちいつか・齢を重ねるにつれて・危険が現実になりそうな旅だった。セレナ君が身を挺してそれを阻止してくれたと思わねば、彼の死が無駄になる。戸隠で鏡池の風景の構図を・現地で画面に載せてきた。この画面を必ずや仕上げよう。新しい風景画の描き方・仕上げ方を成就できれば、セレナ君との最後の旅は、そして彼の死は生きてくる。それにしても、晩年・風景画家になりきる夢は・足がないまま・どう果たせばいいのだろう。この問題は、セレナ君とのいつか来る別れを超えて・常に未来に向けて存在していた。

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