2013年3月28日木曜日

〇四国88札所霊場巡り、第81番・香川県坂出市「白峯寺(しろみねじ)」


白峯寺の歴史・由来

青峯、黄峯、赤峯、白峯、黒峯の5色山のうち、白峯にある静かな古刹。弘法大師と大師の妹の子と言われる智証大師が創建されました。弘仁6年、白峯山の山頂に、如意宝珠を埋め井戸を掘り、衆生済度を祈願に堂宇を建立しました。後に智証大師は、山頂できらめく光を見つけて登頂。山の神である白峯大権現の神託を受け、霊木で千手観音像を彫造し、これを本尊にしたと伝えられます。
白峯という、まろやかな響きを持つこの寺には、有名な物語が二つあります。
「啼けばきく きけば都の恋しきに この里過ぎよ山ほととぎす」これは保元の乱で破れ讃岐へ流された崇徳上皇の句です(★隆君註、これは「句」ではない、歌)。都へ帰りたいという思いが叶わぬまま寂しくこの地で亡くなられました。三年後、上皇と親しかった西行法師が詣でた話は上田秋成作「雨月物語」の伝説で有名です。その後も都では異変が相次いだため、後小松帝は上皇の霊を祀る法華堂に「頓証寺殿」の勅額を奉納。また、悲話を伝える玉章木(たまずさのき)も佇んでいます。
また白峯山には心優しい相模坊という天狗が住んでいると伝えられています。ある夕方、小僧さんが木綿豆腐を買いに出かけたところ、突然、何者かに背中を押され、空を飛ぶような感覚になりました。そして次の瞬間、田舎では見ることない上等の絹豆腐を受け取り元の場所に立っていました。これは、夕方買い物に走る小僧さんを気の毒に思い相模坊天狗が助けてあげたと語り継がれています。
「西行法師のみち」。白峯寺の門の近く、左に下る坂道がある。崇徳上皇の鎮魂の為に西行が讃岐を訪れた時に御陵まで登って来た道がある。
〇崇徳上皇・辞世歌「思ひやれ都はるかに沖つなみ 立ちへだてたる心細さを」
〇西行法師・鎮魂歌「よしや君 昔の玉の床とても かからん後は何にかはせん」
七棟門
正面に護摩堂
Datumさん、この龍はどうですかぁ。
護摩堂前を左折すると、頓証寺殿の神門がある。


御小松天皇の勅額。国宝らしい。
神門を潜ると正面に頓証寺殿。崇徳上皇の霊を鎮魂する法華堂らしい。文殊菩薩も祀っている。後日考察してみると、この拝殿の裏手に「白峯御陵」が位置している。


薬師堂・金堂

行者堂。薬師堂とワンセットで同じ高さの境内にある。


本堂。本尊は千手観世音菩薩。

本堂・左手に大師堂。

本堂の前にかいづかいぶきの古木。
本堂左側奥に「阿弥陀堂」

手前から大師堂・本堂、見えにくいが奥に阿弥陀堂。
手前・本堂、奥に阿弥陀堂。
本堂境内から見下ろした行者堂、薬師堂。
〇白峯寺を紹介したら「白峯御陵」も紹介せねばなるまい。

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