2013年1月11日金曜日

〇四国88札所霊場巡り、第10番・徳島県阿波市「切幡寺(きりはたじ)」

〇「切幡寺」は里に近い山中深くにある。高野山真言宗。門前集落の細い・車1台分の幅の旧道を上って山門に行く。
↓仁王門
仁王門を潜ると「八大竜王堂」がある。
「是より333段」の石段を昇る。333段登ったら本堂に着くとは言ってないことに注意。
着いたのは「加持霊水」堂。
このお地蔵さんの後ろに霊水が湧いている。もっとも現在湧水があるのか疑問に見えた。
加持霊水から「是より234段」さらに昇る。今度こそ本堂境内であって欲しい。
本堂に着いた。
本尊は「千手観世音菩薩」。写真は御前立。
本堂の背後。大神社に見られる拝殿・幣殿・本殿という三連重の構造になっている。
本堂・最奥の建物。まるで神社の本殿。
境内風景。左・本堂、右・大師堂。
大師堂
さらに石段が上に伸びる。
不動堂
「大塔」・国重文。
大塔境内からの眺め。吉野川が開いた徳島平野の奥が見えている。これだけの高さを登って来た。
この大塔は、徳川家康の勧めにより豊臣秀頼が1607年、秀吉の菩提を弔うため大阪・住吉大社神宮寺に建立したもの。同寺が明治維新の神仏分離令により廃寺となったとき、当時の切幡寺の住職が買い受けてこの地に解体移築した。



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