2012年12月3日月曜日

〇11/25(日)晩秋の奈良「秋篠寺」

秋篠寺は、奈良の西北・郊外にある。もっとも今では市街地化している。細くて車が対向出来ない道に入って行く。 ↓東大門から入る。正門は南大門。
清浄香水の湧く井戸があるらしい。
南大門から入って来た風景
 秋篠寺を訪れて印象深いのは、境内の苔の緑。




苔は大別して三種類ある。↓この苔は絨毯のように分厚い。
↓この苔はビロードのように薄いが艶がある。
↓これは杉苔。
 ヤマガラが数羽飛んできてこうして塀の白壁に繋がる。このちょっとした段差のところに餌になるものがあるらしい。
国宝・金堂


金堂の中に《伎芸天立像・重文》が立っている。頭部が平安時代、胴体が鎌倉時代の作。胴体が焼けて頭部だけが残されていた。金堂本尊は薬師如来座像。向かって左端に伎芸天立像が立ち、右端に帝釈天立像が立つ。本尊と帝釈天の黒目は大きく前方を見据えるよう。それに対して伎芸天の目はいかにも優しい。
大元帥明王堂

大元帥明王立像・重文
次は西大寺に秋色を求めて行く。

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