2012年8月5日日曜日

〇8/5(日)、能登半島一周・外浦(2)、輪島・曽々木・時国

今日も朝から真夏の天候。昨日の続きをやるため午前9時半出発。門前・本市に戻りそこから輪島方面へ。国道と別れ県道を皆月・大沢方面へ。大沢方面にルートを取る。途中「男女滝(なめたき)」があった。草刈作業員に訊くとそう読み、川の名は西二又川と教えてくれた。海へ出るとそこが上大沢(かめぞ)漁港。小集落。有名な「間垣(まがき)の里」。冬に日本海からの北風を防ぐために竹の垣を家の周りに廻らせてある、それが夏もそのままにしてある。冬の前に補修する。大沢海岸を輪島に向かって東進。光浦を回るとそこが袖が浜海水浴場。砂浜だが、岬に掘られた小トンネルを抜けるとそこが奇岩織り成す鴨ヶ浦海岸。この対照的な海岸線が不思議。外浦海岸を鈴方面に辿る。白米の千枚田は青田が段層を成していて畔が見えない。白い岩壁剥き出しの白崎の岬を越えると大川の海岸線、遠景の★山と織り成す構図は絵になる。町野川を渡ると曽々木海岸。窓岩を有する海辺で撮影に興ずる。新しいトンネルを潜ると「垂水の滝」が目の前に。冬になると波の華を舞い上げる日本海から吹く北風に滝の水が吹き飛ばされて途中から消えてしまう滝。仁江海岸に来ると珠洲市に入る。そこに揚げ浜塩田があり、道の駅がある。吉田翔君はここに勤めていて「塩サイダー」を考案したんじゃないかとボクは思っている。その塩サイダーが冷蔵ケースに並んでいたので買って飲んでみた。甘味と塩味が絶妙の取り合わせで美味しい。塩サイダーは評判が好いらしい。ここで時刻は三時半。珠洲・狼煙燈台に行く予定を変更し、町野川河口に戻り、柳田方面に南下し、「時国家」「上時国家」を訪ねることに。源平合戦の末に平時忠(たいらのときただ)権大納言が流されて来たが、その子孫が土着して豪族として住み続けてきた。今日も睡眠不足なので探訪はこの辺りで打ち切って、柳田・穴水を経由して七尾に帰還。午後六時過ぎ。残りの能登半島一周は、珠洲の外浦と狼煙岬をぐるりと回って内浦に入ってからの内浦海岸周遊が残っている。さらに海岸線だけでない、内陸部にも探訪先がある。こうして見ると、能登半島はなかなかの観光地だ。能登半島の魅力の一つは人情味なんだが、これに触れるのは通りすがり旅行ではなかなか難しい。

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