2012年8月25日土曜日

〇8/13(月)、三重県・松坂城址。本居宣長居宅案内の権威・70歳青年「城山博伸」氏に遭う。

〇松坂城址石垣に着いた。↓この石垣は表門から二の丸に続く通路を擁する石垣。



表門。左すれば、二の丸・本居宣長居宅。
左した。
二の丸。大きな藤棚がある。岡崎城の藤棚を想起した。あちらの方が立派かも。
本居宣長居宅の門に行き着いた。ここで大ショックを受けた。犬を連れた夫婦から、今日・月曜日は本居宣長記念館も居宅も休館日だと知らされた。本居宣長記念館を目指して松阪市を訪れるのはこれで2度目。2度とも失敗。ボクは本居宣長とは縁がないのかと失望。

仕方ないので右折して、本丸へ。
中御門跡
本丸下段
本丸上段へ

本丸上段
往時はここに本丸御殿が建ち並んでいた。
金の間櫓跡。この付近が、本丸御殿の中心だったらしい。
天守閣跡
天守閣跡から、本丸を見る。

天守閣跡。ボランティアガイド・城山氏の話では、墓石が沢山使ってあるそう、そして指し示した四角い石は何と石棺の蓋。戦国の世を切り抜けた武人は、死にまつわる縁起などかつがなかったのだろうか。
天主閣傍の敵見櫓跡。
↓ 城山博伸氏は、本居宣長記念館探訪にわざわざ2度も松阪に来て2度とも挫折したボクを気の毒に思い、宣長の記念館と居宅が真上から見える石垣の上に案内して、宣長にまつわる貴重な話を聞かせてくれた。彼は普段は宣長の居宅でボランティアガイドを勤めているが、今日は休館日なので本丸に上がって来ていたそう。それでボクは本居宣長の専門家の彼と出遭えて該博な話を聞く機会を与えられたのだから、満更宣長と縁がないわけでもない。そう気を取り直して、いずれ3度目の宣長記念館探訪を志した。宣長居宅探訪という新たな目的もできた。居宅探訪の折には、きっと城山氏と再会できる。城山博伸氏はボランティア精神に富んだインテリで、心優しい”70歳青年”だった。こういう人との出逢いがあるから、旅は止められない。
裏門跡

隠居丸跡の石垣。この石垣の内部に、本居宣長・居宅が移築or新築されている。この石垣の手前を右折すると本居宣長記念館があり、手前をそのまま進むと本居の宮(神社)に行き当たる。

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