2012年6月29日金曜日

〇浄土真宗・高田本山「専修寺(せんじゅじ)」、三重県津市

浄土真宗の本山と謂えば、北陸の人間は本願寺しかないように思い込んでいる。が、全国を見れば幾つかの地域に本願寺とは別系統の本山がある。本願寺は、第八世・蓮如が北陸を中心に組織した真宗門徒集団の本山というだけのこと。高田本山は、境内に上がった寄進札を見ると三重県を中心とする教団。末寺の殆どは三重県内にある。しかし数は少ないが、末寺は全国に散在している。高田本山の特筆すべき特色は、親鸞上人の直筆文書のうちその約四割を保有していること。

↑唐門

↑石橋と釘貫門

↑山門


↑山門を潜ると正面に御影堂が建つ。親鸞上人の御影を祀る。
↑鐘楼

↑御影堂の中。

↑如来堂。阿弥陀如来を祀る。巨大な御影堂の横に巨大な(しかしちょっと小さ目の)阿弥陀如来堂が並ぶ形式は東西本願寺も全く同じ。

↑手前・如来堂、奥・御影堂。

↑右・唐門、左・山門
↑右・御影堂、左・如来堂
↑国宝・紙本墨書「三帖和讃(さんじょうわさん)」親鸞筆・三冊、鎌倉時代。
↑国宝・紙本墨書「西方指南抄」親鸞筆・六冊、鎌倉時代
↑重文・紙本墨書「親鸞聖人消息」10巻、鎌倉時代。
↑御廟
↑御廟唐門
拝殿

↑御廟
↑太鼓櫓

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