2012年5月17日木曜日

〇石川雲蝶の欄間彫刻、魚沼市・永林寺


本堂正面入口の長押の上の欄間彫刻。雲蝶の作品。本堂は雲蝶の彫刻や絵で満たされている。

↓本堂正面入口に配された龍の彫刻欄間。あらゆる邪悪なものから堂内を護るための守護神。

雲水龍・右

雲水龍・左

↓御本尊上部に彫り出された迦陵頻伽(かりょうびんが)。

迦陵頻伽・右

迦陵頻伽・左

↓ 天女・飛天


↓位牌堂と大間の間にある天女の正面

上の天女の背中。雲蝶のユーモア・茶目っ気が発揮されている。

天女

↓桐に鳳凰・右・雌の鳳

桐に鳳凰・左・雄の鳳

↓下の孔雀・雌の拡大図

松・牡丹に孔雀(雄)

松・牡丹に孔雀(雌)

↓ 以下、小夜之中山蛇身鳥物語。以下の三部作で構成。
次の「出発の図」の拡大図

小夜之中山蛇身鳥「出発の図」・欄間

同上「仙人の図」・欄間

同上「頼政蛇身鳥射止め場」・板絵

「出発の図」の左端の小さな祠に描かれた千社札。よく見ると「匠雲蝶」「三条彫工」「石川照正」「文久元」「辛酉中冬」とある。粋な計らい。

「仙人の図」の仙人

↓燈籠台・牡丹に唐獅子

香炉台・天の邪鬼

御本尊の前に配置された香炉台(中央)と燈籠台(左右)

以下、浅彫り欄間
活け花

茶道具

雨中の鷺

朝顔

松に三日月

葡萄

波に金鯉




波に金鯉




錦鶏

松に鶴

梅に山雀

書院障子

寝牛


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