2012年3月26日月曜日

〇奈良国立博物館「なら仏像館」の仏像達 その二

以下の仏像写真は「なら仏像館・名品図録」より引用。仏像の選択は吾輩の恣意による。↓特別公開された金剛寺金堂の降三世(ごうざんぜい)明王坐像。像高201cm、木造。重文。明日金剛寺を探訪する予定だが、金堂が解体修理中で拝観できないので採択。
↓国宝・薬師如来立像。元興寺寄託。164.5cm。平安時代。元興寺の宝物館で拝観できなかったので採択。
↓阿弥陀如来立像・重文。鎌倉時代・快慶作。兵庫県小野市・浄土寺寄託。浄土寺は探訪して感銘を受けたのが、この仏像は拝観していないので採択。
↓宝冠阿弥陀如来坐像・重文。平安時代。当麻寺
↓観音菩薩立像166.5cm・重文。平安時代。歓心寺。歓心寺の宝物館には等身大の観音菩薩立像が五、六体ある。圧巻。
↓十一面観音立像191.5cm・重文。奈良時代。薬師寺。薬師寺にはこの様に古くて等身大の観音像が三体あるという。いずれも仕舞い込まれていたらしい。寄託とは好い。
↓十一面観音立像197cm・重文。平安時代。新薬師寺。頭頂仏だけ残っているが、十一面観音。
↓馬頭観音菩薩立像・重文。鎌倉時代。浄瑠璃寺。
↓弥勒菩薩坐像・重文。平安時代。薬師寺
↓地蔵菩薩立像・重文。鎌倉時代。長命寺。長命寺では本尊も拝顔できなかった。
↓不動明王坐像・重文。平安時代。園城寺(三井寺)
↓四天王像・重文。鎌倉時代。海住山寺。普段は博物館に寄託されているのに、吾輩が訪れた時たまたま寺に帰還していて拝顔できた。本堂須彌壇の修理中で本尊に拝顔できない代わりに戻って来て挨拶をしてくれたような気がする。
↓国宝・義淵僧正坐像。この国宝に会いに吾輩はわざわざ飛鳥・岡寺に行ったことがある。寺の人の話では国宝は奈良国立博物館に寄託されているということだったが本当だった。
↓薬師如来坐像・国宝。この国宝は元は京都東山の若王子社(にゃくおうじしゃ)に12世紀以来安置されていた。平安時代の9世紀半ばの作。若王子社以前には何処に安置されていたか、不明。今は館蔵品。インド様式が濃く認められるそう。像高は49.7cmと小さい。壇像の部に坐っていた。
↓愛染明王坐像・重文。鎌倉時代、快成(かいじょう)作。像高26.2cm
↓十一面観音立像・重文。石造。中国・唐。吾輩はこの石仏の美しさに魅入られてその前を動かなかった。

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