2011年12月30日金曜日

〇12/30(金)、長崎自動車道・佐賀県「金立(きんりゅう)SA」に居る。NETに繋がったのでここで野営する。

今日の旅程。①都城市「関之尾の滝」探訪。滝そのものも見ごたえがあるが、滝の上の「オウ穴・甕穴(かめあな)」群が上流600mに亘って存在しこれは世界一の見ものだそう。②霧島山「高千穂河原」に霧島神宮・元宮探訪。前回来たときは夕方五時で立入禁止時刻に掛かった。悲願を成就した。元宮までは入山出来た。しかしその先の登山道は立入禁止。霧島神宮が元宮から現在地に引っ越しを余儀なくされたのは、大昔に「新燃岳」の噴火により溶岩が降り注ぎ社が焼失したため。③霧島温泉郷で「丸尾の滝」に出逢った。女性の美しさを滝にしたらこの滝になるしかないような滝。写真が楽しみ。④熊本県人吉市「青井阿蘇神社」探訪。平成20年に国宝指定されたという楼門・拝殿・幣殿・廊・本殿を拝観。廊・本殿以外は茅葺。国宝指定に浮かれ気分も感じられた、嫌味はないが。⑤福岡県太宰府市「観世音寺」探訪。宝蔵にて重文仏像十数体(丈六仏が六体)を拝観。圧巻。今回の九州遠征の目的の半分は大宰府観世音寺の圧巻仏像達に御目に掛かること。それが宝蔵を前にしてはっと思った、折角辿り着いたのにここも年末休暇に入ったのではないか、背筋がゾッと寒くなった。幸いオジイサンがいて入れてくれた。宝蔵中央に居並ぶ仏像三体は身の丈5mもある超丈六仏。十一面観音像・馬頭観音像・不空ケン索観音像の三体でいずれも立像。その左右に居並ぶ阿弥陀如来坐像、聖観音坐像、十一面観音立像、地蔵菩薩坐像も大きい。その他阿弥陀如来を守護する四天王像、大黒天像・吉祥天像、地蔵菩薩立像なども含め、居並ぶすべての仏像が重文。観世音寺は堂塔伽藍のほぼすべてを早くに失ったのに、これら多くのしかも巨大なものが多い仏像達を一体どのようにして守り通して来たものか実に不思議。⑥「太宰府天満宮」に参詣し、お礼とお願いをしてきた。正月になったら初詣の混雑で車に乗っていてはどうにもなるまいと思われたので探訪・参詣予定をすべて年内に済ますことにして今日一日で宮崎県から鹿児島県・熊本県・佐賀県を駆け抜けて福岡県太宰府市まで来た。そして明朝の長崎市入りに備えて長崎自動車道に入り込み、佐賀県「金立(きんりゅう)SA」に泊まっている。長崎市・崇福寺の国宝山門・金堂が未だ探訪していない唯一残った国宝建造物となった。明日無事その探訪を済ませばそれで全国の国宝建造物全部の探訪が成就する、満願(*^^)v。いつの間にか(多分今秋に入ってから)満願成就が目標になっていた。西国33箇所観音札所霊場巡りもいつの間にか達成したし、北海道以外は全国津々浦々ほぼ隈なく走り回ったし、もうそろそろ無宿流浪の旅生活から足を洗う潮時かも。来年からはアトリエで心の趣くままに絵を描く生活に入ろうかとf(~_~;)。追伸。セレナを駆って都城から霧島山に入るまでの行程は「高千穂峰」の全容が角度好く見える僥倖地点に出逢えるかどうかの賭けだった。果たして僥倖に廻り逢えたかどうか、それは写真を見てのお楽しみ。

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