2011年10月23日日曜日

〇10/11(火)「島根県立古代出雲歴史博物館」

荒神谷遺跡出土の銅剣・銅矛・銅鐸の全点展示の壮大さを味わうために「島根県立古代出雲歴史博物館」を再訪。再訪して好かったと飛び上がって喜んだのは、常設展示物の撮影が全面的に解禁になっていたこと。因襲に囚われない快挙的決断。
↓ 入館すると先ずこの展示に圧倒される。巨大な杉を三本束ねて一本の柱にしている。出雲大社本殿裏から発掘された。↓  巨大な柱を前提に、五名の建築家が想像して設計したのが次の模型。


これは、文献に表れている従前信じ難いとされていた高さの本殿を模型で造ってみたもの。巨大な柱が出土した今となっては、その実在性が現実味を帯びている。


↓ 1744年に造替された今の本殿・国宝。現在は大修理中で覆屋に覆われていて何年も見ることはできない。


銅剣・銅矛・銅鐸展示室の入口。淡い光が床に銅鐸の姿を描き出している。


↓ 「荒神谷遺跡」出土の銅剣の全点展示、圧巻。カメラに収まりきらない。三枚に分割して写す、重複部分がある。向かって右側から示す。写っているのは出土した原物ではなくて、銅・錫・鉛を原物の組成比通りに合金して新鋳した銅剣。


中央


左側

銅剣358本の全点展示の圧倒的壮大さは、博物館に赴いてその前に立つしか味わう方法がない。
↓ 次に、出土した原物の全点展示状況を示す。今度は左側から。


中央。左右の写真と重複部分がかなりある。


右側。このさらに右側に銅矛16本の展示が続く。


↓ 銅矛16本の原物展示


銅剣の原物


銅剣の新鋳品


上が金色に輝く新鋳銅剣、下が出土した原物銅剣。その全点展示状況を写す。右側から。


これは左側。


「加茂岩倉遺跡」出土の銅鐸39個の全点展示状況。






「加茂岩倉遺跡」出土の銅鐸展示を前後左右から撮影






「荒神谷遺跡」出土の銅鐸6個の全点展示状況


銅剣原物


新鋳造銅剣


↓ 島根県雲南市「神原神社古墳」から出土した「卑弥呼の鏡」かと言われている銅鏡








古代の王の騎乗姿。馬具がきらびやかに発達していた。

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