2011年8月15日月曜日

8/15(月)旅・六日目。白神山地「十二湖」、道の駅・岩城「銭湯・港の湯」、象潟「カン満寺」と九十九島跡

道の駅・深浦では一夜中嵐が吹き荒れた。バイクのテント張り組は絶対眠れてない。雨が混ざらず車内が濡れなかったので吾輩は眠れた。午前七時に出発。目指すは白神山地内の「十二湖」。行って見ると大小取り併せて実際には33個も湖沼がある。江戸時代の大地震の際の白神岳の大崩れと地盤の陥没で出来たそう。「青池」だけが全貌を見れるが、他は樹林の影になって殆ど見えない。絵にならない。青池の青は何故そうなるのか分らないそう。神秘的。能代市で「風の松原」を探訪。多分広大さと根強さは抜群に日本一。秋田市を通り日本海沿いに一路南下するだけ。目標もなく疲れと眠気が募る。元気がなくなるのが分る。そこで一大決心をし、秋田県南部の道の駅「岩城」で銭湯に入ることに。疲れているのにさらに風呂を使うなどという疲れ仕事をすれば疲れが募るではないかと吾輩は考えるのだが、女房が毎日言っていることを思い出した。お風呂にゆっくり浸かると一日の疲れが取れるわぁ。実際毎夕元気を回復している。吾輩とは人種か文化が違う。しかし今日はほとほと元気がなくなり落ち込んだので考えを変えた。3時間内400円の券を買った(一日券は600円)。入場午後2時半、出たのが2時45分。湯に浸かり髪を洗い体もシャンプーで全部洗ったので30分はかけたと思ったんだが。湯に浸かると確かに脳内ホルモンの分泌が変わるらしい。元気を回復して道の駅「象潟」まで来た。名案も思いついていた。芭蕉の滞在した「カン満寺」と舟を浮かべた「九十九島」の跡地を発見すること。それが直ぐに発見できた。おまけに「西施」の様な美人に逢えたし、海岸に出て「唐戸石」を見分し地震による地盤の隆起が2.4mだったことまで確認した。温泉効果、かくの如し。九十九島の背景にある筈の鳥海山は姿を見せず。明日は山形県に入る。予定もちらちらと浮かんでいる。

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