2011年7月18日月曜日

7/17(日)晩「道の駅・亀岡ガレリア」にて

京都府亀岡市「道の駅・亀岡ガレリア」に居る。丹波篠山市からの道中で買ったコンビニの蕎麦と野菜で晩飯を摂った。今夜はここに泊まる。今日の報告。先ず大阪府交野(かたの)市の「獅子窟寺(ししくつじ)」へ。これが想定外の山寺。府内にも今時こんな寺があるのかと驚かされた。山上の寺への登り坂、運転未熟者は脱輪に戦き、熟達者でも四駆でなければずり落ちる。宅配も新聞・郵便も登坂・配達を拒絶している。残念ながら国宝・薬師如来像には予約なしでは会わせて貰えない。収蔵庫に納まっている。もう隠居したというオバアサンが気の毒がって玄関先で冷たいタオルと茶を出して30分も話して呉れた。その昔、塔頭寺院が山上に十二坊あったそう。戦火で皆焼かれて再興叶わず山上は見る影もない。さすがに弘法大師ゆかりの本尊・薬師如来だけは焼かれなかった。奇岩怪石が神蹟化されており初めは修験道の山。自動車道に摂津南ICから入って近畿・中国・山陽自動車道と乗り継いで三木小野ICで降りた。小野市「国宝浄土寺」を目指した。国宝・阿弥陀三尊立像に会えた。それにしてもこの浄土寺は奇跡の寺。阿弥陀三尊立像は快慶作で、全身漆箔の大部分が残り今も金色に輝いている。中央・阿弥陀立像は身の丈5m余。脇侍の観音・勢至菩薩立像は身の丈3m余。浄土堂の中央に三尊が塊って屹立しているが、この堂が大仏殿様式の国宝。浄土堂と阿弥陀三尊立像がコラボして造り出す世界は、圧倒的な迫力と厳粛な古典美で迫ってきて心が深く打たれる。そこから北上し福知山を目指したが途中方針を変え篠山市へ。篠山川の岩場の「丹波竜」発見地を通り、「篠山城」を見学して亀岡に出た。明日は帰路を辿りながら何かを見学する。何かないかな。

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