2011年5月8日日曜日

4/24(日) 湖東「観音正寺(かんのんしょうじ)」

観音正寺は、滋賀県安土町の標高433mの「きぬがさ山」山頂近くに建つ。聖徳太子の開基と伝える。西国霊場第32番札所。室町時代以降、同じ山頂に佐々木六角氏の観音寺城が立地して近江国南半分を支配した。その庇護を受けたので観音正寺は栄えた。しかし戦国時代後期、織田信長によって観音寺城が落城させられ、その際共に焼かれた。本尊は千手観音立像で、1mにも満たない小像だっという。
裏参道。有料自動車で山頂近くまで登れる。吾輩はこの道を通った。
表参道。こちらは石段道で登って来るのは大変らしい。
境内からの眺め。山の高さが分ろう。
表参道の石段を上がり切るといきなり阿吽の仁王像が剥き出しで迎えてくれる。
聖徳太子像が孤高に立っている。
太子堂。大師堂ではない。聖徳太子を祀ってある。
護摩堂
本堂。平成16年に再建された。旧本堂は平成5年に失火で焼失、その際本尊も焼失した。
新本尊は巨大な千手十一面観音坐像。インドから輸入した白檀23tで造られた、白檀は既に輸出禁止になっていたが特別許可を得たという。古代仏の顔ではない。本当に千手を備えているそう。

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