2011年5月22日日曜日

4/27(水) 西山「光明寺」

浄土宗・西山派総本山「光明寺」。先日訪れたが、西山・善峰寺に向かっていたらその前に差し掛かったので門前に駐車。前回探訪できなかった部分を探索することに。まずは総門を潜る。 前回は正面の広々とした石段を登って行ったが、今回は左側の脇参道から行く。別名「もみじ参道」。楓の新緑が美しく続く。「薬医門」が見えてきた。
薬医門を潜っても楓の若葉並木が続く。
これも楓の一種だが、葉の表裏の色が違って面白い。 円光大師・法然の火葬跡 本堂のある高台境内に上って庫裏・寺務所を見下ろす。若葉が美しい。


本堂。銅像は法然。
本堂の後ろから回廊が延びて「蓮生殿」に通じている。「蓮生坊」とは「熊谷次郎直実」の僧名。熊谷直実は平家物語に登場する坂東武者。源平合戦の第一幕・一の谷の合戦で若武者・平敦盛の首を心ならずも打ち取った剛の者。京の都・黒谷で法然の口誦念仏・浄土往生の説教を聴き帰依。ここ西山の蓮生坊で念仏三昧。その蓮生坊が発展して浄土宗西山派総本山「光明寺」となった。因みに知恩院は浄土宗鎮西派の総本山。

新築建物が「蓮生殿」 円光大師御本廟。本堂の真後ろにこの石段がある。入山禁止。 石碑に「浄土門根元地」とある。


小さい石碑に「開基・蓮生法師」とあるが、熊谷次郎直実が法然の弟子となって開基したという意味。 本堂の後ろからもう一つの回廊が御本廟付属建物に向かって延びている。蓮生殿に向かう回廊と反対側。回廊の背後に見えている堂は「阿弥陀堂」 阿弥陀堂。本堂の向かって右側奥にある。

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