2011年5月9日月曜日

4/25(月) 南山城「海住山寺(かいじゅうせんじ)」

吾輩は、この寺が奈良県にあるものと思い込んでいた。実は南山城・京都府加茂町にあった。現在真言宗智山派に属するが、元は東大寺あるいは興福寺の末寺だった。この寺には特筆すべきことがある。伽藍・仏像・古文書・絵図等多方面に亘り寺宝類に見るべきものが多いこと。地理的には奥山にあり、行き着くには急勾配の山道を登らねばならない。廃仏毀釈の嵐の中でこれらの寺宝類を守り抜くのは大変だったと思われる。
門前の枝垂れ桜に迎えられた。鶯が盛んに鳴いた。
山門内側
本堂
本尊・十一面観音立像・重要文化財(購入写真を引用)文殊堂・重要文化財
五重塔・国宝。一階部分に裳腰が付いているのが独特。感じは華奢で規模は大きくない。

五重塔内陣(絵葉書より引用)十一面観音立像・重要文化財、像高45.5cmの小像(住職著「海住山寺の美術」より引用)十一面観音坐像・重要文化財、所管する現光寺蔵(絵葉書を引用)

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