2010年8月9日月曜日

8/8(日)、旅先からの報告(二)

中央道・原PAを早朝出立、南アルプス道に入る。間もなく国道に下りる。富士川沿いに南下。春に訪れた身延山の前を通過。昨日飲んで睡魔に襲われ、寝過ぎて失敗した薬を半分にしたが、やはり睡魔が襲ってきた。駐車出来る所に入り込んでは眠気を払って進行。途中で間道に入り富士宮市を目指した。昨秋「富士浅間神社」を訪問したが、無知なため「湧玉(わくたま)の池」神田川の水源を見落とした。この湧水があればこそ浅間神社はそこに立地しただろうに。この富士の湧水にお目にかからなければ浅間神社を探訪したことにならないと思ったから。堂々たる水量を持つ神田川がそこを源とする池を見て感動。家族旅行で見学したことのある「柿田川」を思い出した。柿田川公園に当たりそうなコース取りをして伊豆半島の付け根に至ったつもりだが、全然出遭えなかった。千本浜の松原に接する千本街道(県道)を走ったのが拙かったか。その代り千本浜公園に至った。井上靖の自伝小説「夏草冬濤」に、旧制沼津中学の生徒だった彼がちょい悪不良の仲間と一緒に夏になると勉強もせずに毎日泳ぎに来る舞台となった。頼朝の配流の地「蛭ヶ小島」に行き当たらないかと伊豆半島の付け根を横断する道を選んで走ったがかすりもしなかった。いつしか峠を下れば伊東市に出る道を走っていた。これではどうにもならないので熱海市に下りる峠道を選んだ。熱海温泉は巨大だった、和倉温泉とはスケールが違う。頼朝の旧蹟故地に回り逢わず仕舞いかと思っていたら「伊豆山神社」の案内があった。急坂を登って探訪してきた。頼朝・政子と無縁ではない。伊豆山神社で時間を食われたせいかここから大渋滞に巻き込まれた。伊豆山温泉・真鶴・小田原の間は文字通り一寸ずり。夕方鎌倉在住の従姉のナナエちゃんの家族とお呼ばれすることになっていたので焦りまくった。御蔭で小田原の手前に「石橋山の古戦場」があったらしいのを見落とした。このまま済ます訳にはいかないのでこの旅行の帰路にきっと立ち寄る。蛭ヶ小島も探し出して帰ろう。夕方7時過ぎにナナエちゃんの家の近くに着いたのだが、詰めを誤った。結局御主人の手と足を煩わせて玄関にお邪魔したのが晩の20:20。大迷惑を掛けたが、御家族全員との晩食は楽しくて最高の御馳走だった。明日はナナエちゃんに鎌倉の史蹟を案内して貰う。大船駅前のホテルまで御主人に案内して戴いたが大雨だった。明日の天気が好いことを祈っている。

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