2009年9月21日月曜日

若狭・丹後の国、紀行。小浜。

ご帰還遊ばす頃になってやっと紀行文第一報を投稿するぞよf(-_-;)
場所は福井県《南条SA》。旅の第一日目の早朝、エンジン掛けたらブルブルっと身震いして頼もしさを発揮した僕の《ロシナンテ》よろしく相棒セレナの雄姿。本当に頼んまっせ。

蝉の抜け殻状の寝袋の情けない姿。パソコンが坐っている。ぶら下がっているのは服用薬と入浴セット。薬は必ずや毎日飲まれること請け合いだが、入浴セットが使われることは請け合えない、一度も使われない惧れすらある。
周辺を見回すと・・・いる居る、無宿人どもで満杯。隣りの車には驚かされた。カーテンを引いた車内からゾロゾロ出て来るわ出て来るわ、三世代8人が出てきた(゜o゜)/ 寝ぼけた幼児の手を引っ張っていく母親像など当たり前田のクラッカーなのだ。これが時代なんですなぁf(-_-;)
SA付きのコンビニで仕入れた僕の朝食。フィッシュバーガーを入手したのでご満悦。肉類のバーガーは食さない。健康博士《七重ちゃん》には「ダメですねぇ、これでは」と指摘されそうなので、七重ちゃん、今日のブログは見ないでねf(^_^;)。生意気にも新聞を買って読む。与党民主党と野党自民党の行く末を占うためにそれぞれの動静から目が離せない。朝日新聞は買わない。尤も朝日は40年来読み続けたんだが、数年前に止めた。若い頃は読売など、巨人ファンが読むものと決めつけていたんだが。

06:30 出発。敦賀ICで下りて先ず《小浜》を目指した。
道中に《三方五湖》がある。ここは有名な観光地だから絵になる構図の一つや二つあるに違いないと、素人は考える。しかし絵になる構図は一つもない。実は何を隠そう、この僕が数年前実地に具に探索済み。結論は、何もない、以上終わりッ(`´)(/_;)。ご苦労さんf(-_-;)。唯一絵になるかも・・・と思った地点に立って撮ってみた。三方五湖におはようさんの御挨拶って感じ。

足許に不思議な植物を発見。
傍に咲いていた《曼寿沙華(まんじゅしゃげ)》(別名《彼岸花》)を見て、その蕾だと納得。
確かに小浜に来たことの証明書を発行。JR駅名入りの写真を撮るのが一番。
その街の盛衰振りを示すには駅前商店街の顔を写すのが一番。
到着時刻を示すには現地の時計を写すのが一番。
《杉田玄白記念公立小浜病院》が設立されているくらいだから、杉田玄白は小浜市出身と思ってしまう。しかし僕はその話、聞いたことがなかったのでちょっと念のため調べてみた。すると、7歳から12歳の僅か5年間(現代なら小学生時代)、父が小浜藩医として小浜に赴任していたのでその期間だけ一緒に小浜に来て暮らしている。生まれは江戸の小浜藩酒井家の下屋敷。小浜時代以外はすべて江戸の藩邸暮らし。成長して藩医であった父を襲って江戸勤めの小浜藩医になったが、独立して江戸で町医者になった。それ以降は御存じの通りなので略(前野良沢らと《解体新書》を翻訳発刊)。結局彼の人生は、小浜藩とは関係が深いが、小浜市との関係は牽強付会の感がある。尤も太平洋を跨にかけて《オバマ》大統領から「日本の《おばま》市民がエールを送ってくれていることは承知している」とのお言葉をちゃっかり頂戴しちゃう人達だから、玄白ほどの濃い関係があれば当然至極に小浜の人になるのだろう。別に異論はありません。
小浜港を覗くと釣り客が一杯。のどかぁ~。
結構風浪があったが、カモメたちは物ともせずに沖合に群れを成して浮かんでいた。呑気。
有名な《蘇洞門》はこんな具合だそうでf(^_^;)。僕は見てきた訳じゃないけど、フィッシャーマンズワーフの宣伝板にあった写真を拝借。
フィッシャーマンズワーフの中で小浜名物《焼き鯖》1,000円をget。これが油が乗って大きくて、うまいの何のって。もう小浜をタダでは通れない。
小浜市の人口は31,000人。意外と少ない。しかし市街地周辺の寺院仏閣には国宝・重文が数多く、小浜の歴史の古さを示している。今度は名所旧跡巡りを計画するのも好いかも。
次の目的地は舞鶴。

















8 件のコメント:

  1. 今度の旅はまだ継続中ですか。うちの次女(ウー)も、連休中四国をまわっていました。道後温泉で念願の湯上り腰に手を当てて牛乳一気立ち飲みをやってみた!とか、石鎚山に登ったり、楽しかったそうです。読まないで、と言われると、余計にじっくりと読みました。写真なんか、老眼鏡二つかけて、よく見た。魚肉のあらびきソーセージなんてあんのかね。ま、バカヤロメ、の感じでございますね。旅の空では仕方ありませんね。後、ゆっくりと酷使した身体をいたわって上げればいいのでは。あまり粗雑に扱うと、いつか仕返しされますすよ。私は病気は口から一番入って来る気がしますが。なるべくバランスを考えて食事をとって良い旅をしてください。

    七○

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  2. 《無宿流浪の独り旅》でどこまで行っていつ帰って来たか、それは伏せたまま記事を進行させるというのが僕の紀行文執筆方針なんですが、七○ちゃんは健康博士で僕の健康を(主治医でもないのに)心配してくれるので、七○ちゃんにだけ顛末をお話ししておきますf(^_^;)。金曜日の夜は福井県南条SAで野宿、以降の野宿地は、土曜日=兵庫県豊岡市郊外の簡易P、日曜日=鳥取県境港市の岸壁緑地公園P、月曜日=島根県浜田市の道の駅、火曜日は帰還日に割り当てて《浜田自動車道》千代田JCT《中国自動車道》福崎JCT《播但自動車道》和田山JCT《北近畿豊岡連絡道》春日JCT《舞鶴若狭自動車道》と全線自動車専用道で繋げて、また渋滞とは無縁に走り抜けて東舞鶴ICで下りて、福井県高浜町の道の駅で最後の野宿をし、水曜日は日中小浜周辺の探索にこれ努め、晩方七尾の自分の布団に無事収まりました。《ウーさん》もなんか「同じ穴の狢」的で好いですねぇ、御同慶の至り(*^^)v気を付けてないとそのうち隆君みたいなことをやり出したりして(/_;)。健康な体はすべてのことの元手なので大事にしていきます。これからも忌憚のない叱咤批判をお願いします。とりあえずご報告まで(^O^)/

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  3. 無事のご帰還おめでとうございます。

    ウーは既に、隆くん化しているのであります。今回は国内でしたが、彼女は、世界の僻地好みで、チベット・チュニジア・コーカサス・ペルー・スリランカ・メキシコ。次はモロッコを狙っているらしい。彼女が行くと、後、キナ臭くなってくるのであります。味の素は中国専科。こっちも奥地好みで、私の気の休まる暇はありません。

    味の素の機嫌の良い時に本家物語続編、お送りいたします。乞うご期待。

    七○

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  4. 本家物語続編、首を長くして待ってますよぉ(^O^)/
    《ウーさん》、凄いですねぇ(゜o゜)/頼もしいですねぇ!(^^)!期待してますよ(*^_^*)誰に似たんでしょうかねぇ(^_-)。
    《味の素》さんの中国大陸奥地好みってのも好いですねぇ。語学研究でしょうね。となれば、敦煌・西域方面ですか。まさか四川省の奥地ということはないですよね。
    七○ちゃんも負けてなんかいられませんよ。味の素の機嫌の良い時に送信するなんて情けないことを、いつまでも言ってられませんよ。早く子離れして独自の調味料を振りまかないと。PCですよ、PC!お願いしますから「頑固」をちょっとだけ曲げてPCと仲良くしてみて下さい。お頼みしますm(__)m

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  5. あ、それから「魚肉のあらびきソーセージ」なんてありません。コンビニで魚肉ソーセージを探したんですが、無かったので妥協して、多分豚肉のあらびきソーセージを買いました。紛らわしい写真でスイマセンm(__)m

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  6.  何ともスケールの大きい話ですね。

    私といえば、向かいの畑のアケビの実がいつ割けてくるのかを毎日じーっと観察しながら待っている日々でした。
    9月25日にめでたく熟しましたので、26日に畑の主とささやかな「アケビ狩り」という収穫祭をしました。
    5個ほど頂いたのですが、その写真てす。


    http://datum.sakura.ne.jp/sena1998/images/hana/DSC03838_1280.jpg
    http://datum.sakura.ne.jp/sena1998/images/hana/DSC03840_1280.jpg
    http://datum.sakura.ne.jp/sena1998/images/hana/DSC03850_1280.jpg
    http://datum.sakura.ne.jp/sena1998/images/hana/DSC03853_1280.jpg
    http://datum.sakura.ne.jp/sena1998/images/hana/DSC03857_1280.jpg

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  7. アケビの収穫、見ましたゾ(*^^)v 僕が感心したのは、写真をこんな方法で示すことが出来るんだなぁ、ということ。アケビは静物画の題材になるんですが、写真のモノは、アケビ独特の深く微妙に多彩な紫色が未だ出ていない。取(盗)られる前に(カラスどもだけでない、人間にも狙う奴がいる)収穫しちゃったのかなf(^_^;)。味の方は、音楽で表現すると何という曲の感じになりますか(^O^)/

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  8.  この畑のアケビは紫と茶色のものしか実りませんが、紫は本当にすばらしい色をしていますが、私のデシカメでは再現しきれないようです。
     さて、アケビの味を音楽で表現するというより、私にとって、9月24日の記事を読んで、この方が音楽で表現したくなるような気になりましたので、9月24日へ移動しますね。

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